読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

HRTechの世界

Grooves Inc.が運営するHR×Technology関連ブログです

(10/27)初心者向け「人工知能×未来の働き方」イベント、アップルストア表参道で実施します。

f:id:yikemi:20151014174849p:plain

 

表参道Startup Hubプロジェクトの第三弾イベント、アップルストア表参道とのコラボイベントとしては2回目のイベントを実施します。

 

申し込み

Facebookからの申し込みはコチラ

アップル公式サイトからの申し込みはコチラ

 

概要

今回のイベントは、「シンギュラリティから考える未来の働き方」として、2045年に到来すると言われる人工知能を主とする最先端技術がシンギュラリティ(技術的特異点)を超えたとき、人間の働き方がどう変わるか?を駒沢大学専任講師で専門がマクロ経済学、貨幣経済理論、成長理論等でいらっしゃる井上智洋先生に初心者でも分かりやすく説明いただき、これから到来する時代において我々就業者がどのようなキャリアを形成すべきか、どのように形成すべきかを考えるセッションとなります。

 

対象者

「未来の働き方」に興味をお持ちで、人工知能やシンギュラリティに関して初心者の方

 

背景

特に2014年から今年にかけて映画トランセンデンスHerチャッピーベイマックスなどの人工知能やロボット技術の進化を軸とした話しや記事が大きく取り上げられ始めました。

また、私たちの「技術革新による働き方の変化、消えていく仕事」に関しても2013年9月に公開されたオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が発表した論文「雇用の未来」が2014年秋からじわりと広がり始め、2015年年初に国内でもメディアにかなり取り上げられるようになりました。

 

gendai.ismedia.jp

加え、その時期と同じタイミングで発売された書籍トマ・ピケティ氏の『21世紀の資本』でも世界中で今後所得と富の分配の不平等化が映画エリジウムのように急激に進むであろうことが予測され非常に大きな関心事として捉えられるようになりました。

 

故ピータードラッカー氏が、「現代の職業生活に起きた最も重要な変化はなにか?」という問いに対して選んだ答えは、テクノロジーの進化でもなく、グローバル化の進展でもなく「平均余命の目覚ましい上昇」でした。長寿化は我々のこれからの労働環境やスタイルを劇的に影響を及ぼします。

 

このように予測される未来において「未来の働き方"The Future of Work"」がより良い未来へつながるようにHRTechが出来ることを模索できる機会になれば幸いです。

 

申し込み

Facebookからの申し込みはコチラ

アップル公式サイトからの申し込みはコチラ

 

 その他 

第一回イベント「表参道スタートアップハブプロジェクト」

表参道をITスタートアップの中心地に--アップルも協力、地域活性化企画 - CNET Japan

第二弾イベント「青山学院大学大学院(ABS)とのコラボイベント

ABSスタートアップ青山サロン20151005 | Flickr - Photo Sharing!

転職意識をもつエンジニアの組織の認知タイプ:エンジニア意識調査より

grooves HRTech研究所 平田謙次と申します。HR領域での技術開発・利用について20年以上に渡り、実践および研究に携わっております。不定期になりますが、実践や研究の成果をご報告していきたいと思います。

まず初回では、今年6月に(株)groovesで行いましたITエンジニア意識調査についてご紹介したいと思います。ブログでは調査結果のエッセンスを3回予定しています。第1回目では、転職への意識と組織の捉え方についてです。

1. 調査概要

ITエンジニアが転職を考えるきっかけとなる事態や将来像、組織に求めることを明らかにすることで、エンジニアと組織との最適な関係を構築する要素を明らかにすることと、エンジニアのキャリアや転職における不安の実態を把握しその原因を明らかにすることを目的として調査を行いました。

2. 転職希望

まず、転職希望について年代別の違いを見てみますと、20代前半が45.7%、20代後半で57.9%とそれぞれ高い割合となっています。特に20代後半では、半数以上が転職を希望しているほどです。年代が上がるとともに、転職希望は低下するものの、40代でも17.3%がまだ転職を希望している状況です。

転職の時期について見てみますと、「今すぐ」あるいは「3ヶ月以内」に転職したいと考える割合が、20代前半で21.4%、20代後半で26.3%と最も高く、30代前半と後半では10.2%と6.0%と急激に減少し、40代では4.3%となります。一方、一年程度かけて転職を決めていきたいとする割合は、若い年代も40代も大きな変化は見られませんでした。

このことから、転職希望では、長期的なキャリア形成の視点からの検討と、直近での緊迫事態の回避という2要因があるものと考えられます。

f:id:KenzyHirata:20151002103904p:plain

 

3. 組織の捉え方・転職を意識するキッカケ

また、この緊迫度は、キャリア設計などの長期的な観点によるズレというよりは、職場環境から不当な扱いをして職場への不適応状態といったことに少なからず関連しているものとも考えられます。そこで、職場環境および組織というものをどのようにエンジニアは捉えているか、また、どんな職場環境の時に転職を意識するかについても尋ねてみました。

組織の捉え方については、「会社の事業サービスの内容」次いで「エンジニア組織におけるカルチャー」「ワークスタイル」「技術力の高いエンジニアが在籍している」が上位となり、重要視しています。開発現場で使われている言語やオフィス環境(ファシリティ)といったものは上位には位置付きませんでした。

転職を意識するキッカケとしては「新しいことにチャレンジしたい」が最も選ばれ、次いで「給与処遇に不満がある」「仕事のやりがいがない、つまらない」、さらには「尊敬できるエンジニアがいない」「周りのエンジニアのレベルが低い」などが選ばれました。不当な扱いに対する不満とともに、新しいことや技術を通した成長ということに重きが置かれていることが伺えました。

4. 転職意識をもつエンジニアの組織の認知タイプ分類

以上を受けて、転職を意識しているときの現所属組織に対する心理的状態としての認知パターンを大まかに4つに分類することができました。

横軸に「転職スパン」として『緊迫』状態ですぐにでも辞めたいか、キャリア設計において『ズレ』が発生し適切な時期に転職しようと考えているかどうか
縦軸に「転職理由」として『成長』が見込めないか、『不当』な扱いを受け不満を持っているか

  1. 失望型 当該職場に成長が見込めず、所属する意味を全く見出せなくなっている
  2. 理不尽型 不当な対応に理不尽さを覚え我慢できなくなっている
  3. 乖離型 将来的において自分の居場所は別の場所にあると考えている 
  4. 不遇型 将来においても、エンジニアが働く職場状況は改善されず報われないと感じている

f:id:KenzyHirata:20151002104353p:plain

5. まとめ

エンジニアがどの程度の割合で転職を希望しているか、そして、なぜ転職の希望に行き着いてしまうかについて、エンジニアが組織を捉える視点と実際に転職を考えるキッカケとなる事態についてご紹介しました。エンジニアと組織との関係を改善なしでは、早かれ遅かれ組織を離れていくことになりかねません。エンジニア不足はまだまだ続くことを考えますと、企業側で働きやすい環境を整えて、エンジニアが組織に対して適切な認識が持てるように、一層努力が求められてくるでしょう。

青色にあるような組織要素の強みをより引き出し、組織内で訴求していき、緑色にあるような事態が発生していないよう、しっかり対策しておくことで、エンジニアを惹きつける魅力的な職場を構築することができることでしょう。

 

つづく、

HRTechの世界、始まります。

はじめに

 

この度、ソーシャルリクルーティングの世界をHatena Blogへと以降するにあたり、題名も「HRTechの世界」として、今まで以上に最先端のHR領域に関してや、今年初旬に設立したgrooves HRTech研究所での成果なども一部公開していければ、と考えています。

 

ソーシャルリクルーティングの終焉とブログ移行に関して | リクルーティングの世界

 

 

thebridge.jp

 

 

HR市場は国内7兆円、世界でも44兆円

 

               f:id:yikemi:20150909114653j:plain

 

戦後国内HR市場が勃興し始めてから早50年以上、国内だけでも7兆円以上となるこの膨大な市場は、まだまだ「企業目線ありきの」「量を追いかける」、本質的には旧態依然とした市場です。

 

 

www.social-recruiting.jp

 

この旧態依然とした市場が、最先端の技術や概念によって、新しい局面に移行できるより良い未来へのきっかけになれば幸いです。

  

HRTechの社会的意義

 

MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honor and recognition in case of success.Ernest Shackleton

 

「求む男子。 至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネスト・シャクルトン

 

 

世界で最も有名と言われるこの求人が公開されてから約100年。 HR領域はもっと進化すべきです。 特に国内のHR業界は言語や労働関連法、国民性や宗教観などの理由により世界的にみても稀有な進化を遂げてますが、将来的にも安易な海外の模倣などではない独自性をもった業界として進化するべきです。

 

また今後の加速度的に実現される技術的革新によって、労働市場の進化は必要不可欠です。 注目されるテクノロジー領域の1つである人工知能領域の発達により2045年に到来するシンギュラリティー(技術的特異点)や、それに伴う「機械との競争」は着実に始まりつつあります。

 

ピーター・ドラッカー氏が、「現代の職業生活に起きた最も重要な変化」と呼ぶ「平均余命の目覚ましい上昇」は現実のものとなり、15年後、我々人類は「1年で1年以上寿命が伸びる技術」を有する、つまり人類は(技術的には)不老不死を迎える時代に到来します。

 

100歳を過ぎても元気な肉体を得ることができる時代を支える社会保障制度は残念ながら満足するものになり得る可能性は、現状では低いといわざるをえません。よって我々は働くことは永遠のテーマとして、取り組む必要があります。

 

これからは、世界で44兆円、国内でも7兆円と言われるHR領域を更に進化させる広義の意味での最先端のテクノロジーや概念を活用する新市場として「HR× Technology」からの造語としての「HRTech」領域を中心として投稿していきます。