HRTechの世界

Grooves Inc.が運営するHR×Technology関連ブログです

HRTechの世界、始まります。

はじめに

 

この度、ソーシャルリクルーティングの世界をHatena Blogへと以降するにあたり、題名も「HRTechの世界」として、今まで以上に最先端のHR領域に関してや、今年初旬に設立したgrooves HRTech研究所での成果なども一部公開していければ、と考えています。

 

ソーシャルリクルーティングの終焉とブログ移行に関して | リクルーティングの世界

 

 

thebridge.jp

 

 

HR市場は国内7兆円、世界でも44兆円

 

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戦後国内HR市場が勃興し始めてから早50年以上、国内だけでも7兆円以上となるこの膨大な市場は、まだまだ「企業目線ありきの」「量を追いかける」、本質的には旧態依然とした市場です。

 

 

www.social-recruiting.jp

 

この旧態依然とした市場が、最先端の技術や概念によって、新しい局面に移行できるより良い未来へのきっかけになれば幸いです。

  

HRTechの社会的意義

 

MEN WANTED for Hazardous Journey. Small wages, bitter cold, long months of complete darkness, constant danger, safe return doubtful. Honor and recognition in case of success.Ernest Shackleton

 

「求む男子。 至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証無し。 成功の暁には名誉と賞賛を得る。アーネスト・シャクルトン

 

 

世界で最も有名と言われるこの求人が公開されてから約100年。 HR領域はもっと進化すべきです。 特に国内のHR業界は言語や労働関連法、国民性や宗教観などの理由により世界的にみても稀有な進化を遂げてますが、将来的にも安易な海外の模倣などではない独自性をもった業界として進化するべきです。

 

また今後の加速度的に実現される技術的革新によって、労働市場の進化は必要不可欠です。 注目されるテクノロジー領域の1つである人工知能領域の発達により2045年に到来するシンギュラリティー(技術的特異点)や、それに伴う「機械との競争」は着実に始まりつつあります。

 

ピーター・ドラッカー氏が、「現代の職業生活に起きた最も重要な変化」と呼ぶ「平均余命の目覚ましい上昇」は現実のものとなり、15年後、我々人類は「1年で1年以上寿命が伸びる技術」を有する、つまり人類は(技術的には)不老不死を迎える時代に到来します。

 

100歳を過ぎても元気な肉体を得ることができる時代を支える社会保障制度は残念ながら満足するものになり得る可能性は、現状では低いといわざるをえません。よって我々は働くことは永遠のテーマとして、取り組む必要があります。

 

これからは、世界で44兆円、国内でも7兆円と言われるHR領域を更に進化させる広義の意味での最先端のテクノロジーや概念を活用する新市場として「HR× Technology」からの造語としての「HRTech」領域を中心として投稿していきます。